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美術、アフリカ、陶芸、評論、とか

サントリー文化財団の助成に採択されました!

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「アフリカ現代美術第三世代試論ーキング・フンデックピンクと陶芸を起点にー」という題目で、サントリー文化財団の「若手研究者のためのチャレンジ研究助成」に採択されました!

 

うれしい!!!

www.suntory.co.jp

 

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サントリー文化財団 プレスリリース

 

各所で出会った方のご協力をいただきながらわりと自力で、手探りで研究を進めてきて、去年から高田明先生にちゃんと指導教官になってもらって初めてグラントというものに申請したんですが、自分の研究が結局何なのかちゃんと言語化できたうえでこういう結果が出たのでよかったです。ちなみに昨年、11月にささまで窯焚きに参加してるときに書いたやつです。


サントリーの文化・学術事業は、サントリーホールであったり、サントリー学芸賞であったり、アカデミア的にも評価が高く個人的に憧れがありました。この研究の着想にもサントリー学芸賞を受賞した、眼の神殿とか美術という見世物とかが大いに関係しています。

しかも、サントリーっていったら老若男女誰でも知っているし、企業としてのブランドとか信頼があって、プロダクトが人の生活と歴史を作ってきた会社で。そういう会社に一年でもスポンサーについて頂くという風に考えると、これはもう俄然やる気ですね。

最近、アート関連でビジネスをしようとする人やパトロン候補的な人・団体といろいろ会うことが増えたのですが、自社や他社のプロダクトの持つストーリーや歴史を大切にされたり、その商品が創出する価値や人の生活に生み出すものについて考えられてるような企業さんと出会えると諸々うまくいくなあと思っていたところでもありました。

ちょうど、タグチアートコレクションの田口美和さんとも話をしてたんですよね。「アートとパトロナージュについて考えたいね」と。これは次回のアートエコシステム座談会の議題でもあったりします。(アートエコシステム座談会は地域研究と美術の専門性を持つ人をそれぞれ繋ぐための、私が主催してる研究会です。)

 

ざっくりいうと、アフリカの現代美術と陶芸を通じて、西洋近代的な枠組みではない回路でアフリカを眺める日本の当事者性を考え、そして国際社会の中の日本は本当はどこに立っているのか考える研究です。真に独立した存在として美術に向き合うための研究でもあります。 

これがどんな研究なのか、ここに至るまでにどういう出会いがあって、どういう本を読んだりデータを集めてきたのか、このブログで、研究の整理もかねて、書いていけたらと思います。

 

そもそも、アフリカの現代美術について、国際的な議論にオンタイムでついていけてる学者も学芸員も日本にはいなくて、そこからだったんですよね。川口先生や緒方先生はどうなん?と思うやん?それをちゃんと説明するために議論を整理した論文を書いてますので、その話もブログにしよう。

そんなこんなです